【開催案内】岩手大学人文社会科学部「宮沢賢治いわて学センター」第6回シンポジウム「藩境とは何か:岩手から問う」 (2025.12.13開催)

掲載日2025.11.13
イベント

平素は、岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センターの活動にご理解、ご支援、ご協力を賜り感謝申し上げます。
当センターでは、2019年4月に発足後、ほぼ隔月のペースで、宮沢賢治関係や岩手関係のトピックをテーマとする研究会を開催して参りました。
また、この研究会活動の一環として、シンポジウムも年1回のペースで開催してきており、2021年3月に1年遅れで第1回シンポジウム「地域?賢治?演劇」を開催して以降、2022年3月に第2回「盛岡藩の言論と出版」、2022年11月に第3回「宮沢トシ没後百年」、2024年3月に第4回「岩手の方言と郷土教育資料」、2025年11月に第5回「賢治学+比較文学」と、「賢治学」「いわて学」関連のテーマを交互に取り上げております。
第6回となるbet36体育在线_365体育手机版-投注|备用网址7年度のシンポジウムは、「いわて学」の年ということで、「藩境とは何か:岩手から問う」というテーマで、下記のとおり開催させていただくこととなりました。
その目的は、国際情勢や自然環境など様々な方面で「境」が問題になっている現在、江戸時代の藩境のあり方を通して問題提起することにあります。岩手県の大半に当たる盛岡藩は、南は仙台藩、西は秋田藩、北は弘前藩?八戸藩と境を接していました。本シンポジウムでは、盛岡藩と仙台藩を中心にしながら、比較のため盛岡藩と秋田藩についても取り上げ、藩境に関する争いと解決、取締り、越境する人や物などについて考えます。
第一部は報告と講演、第二部は、第一部の報告者?講演者をシンポジストに迎えてディスカッションを行います。 当センター兼務教員の中村安宏氏(岩手大学人文社会科学部教授)のコーディネイトにより、シンポジストとして御登壇いただきますのは、いずれも岩手をはじめとした東北の歴史や民俗の研究を続けておられる4名の研究者の方々で、質量共に充実した内容となっております。
ふだん接することのあまりない 日本史的?民俗学的知見 に触れることができる貴重な機会となっておりますので、ぜひ多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
なお今回は、オンライン形式での開催となります。悪しからずご了解ください。

名称

岩手大学人文社会科学部【宮沢賢治いわて学センター】第6回シンポジウム

テーマ

「藩境とは何か:岩手から問う」

日時

bet36体育在线_365体育手机版-投注|备用网址7(2025)年12月13日(土)13:00~16:30

実施方式

オンライン方式(Zoom Meetings 使用)

内容

開会挨拶:丸山 仁 氏(当センター長/岩手大学人文社会科学部長?教授)

《第1部》報告&講演(13:05?15:15)

  • 報告:「藩境のまちからみえる諸相」
    1. 渋谷 洋祐 氏(北上市立博物館長)
  • 講演1:「藩境に生きる人びと──現北上市域を中心に──」
    1. 堀田 幸義 氏(宮城教育大学大学院教育学研究科教授)

?(休憩10分)?

  • 講演2:「藩境を越える妖怪」
    1. 前川 さおり氏(遠野市文化課副主幹?市史編さん室次長)
  • 講演3:「秋田藩の境口番所」
    1. 清水 翔太郎 氏(秋田大学教育文化学部講師)

?(休憩15分)?

《第2部》シンポジウム「藩境とは何か:岩手から問う」(ディスカッション)(15:30?16:30)

  • コーディネイター?司会?コメンテイター
    1. 中村 安宏 氏(岩手大学人文社会科学部教授/当センター兼務教員)+全シンポジスト

対象

一般、学生、教職員、研究者
(参加費無料、要参加申込)

申込方法

参加ご希望の方は、下記の【申込フォーム】(QRコード)からご登録ください。必要事項を入力して送信いただくと、自動的に研究会当日のアクセス情報が登録メールアドレス宛てに届きます。

申込フォーム: https://forms.gle/ipgDkcAVFYHsba2B8

※申込フォームからの自動返信がすぐ届かない場合は、アクセスの集中、メールアドレスの誤入力、自動返信が迷惑メールに分類、等々の可能性がございます。ご確認宜しくお願い申し上げます。

本件に関する問い合わせ先
岩手大学人文社会科学部 宮沢賢治いわて学センター (担当:木村直弘)  
Phone:019-621-6672/Fax:019-621-6715
E-mail:kenji■iwate-u.ac.jp(■を@に置き換えてください)